京都市下京区の鍼灸(はりきゅう)院。肩こり、腰痛、冷え、慢性疲労など。土曜・日曜も受付。

よくある質問

よくある質問

鍼灸で治りますか

最も知りたい事だと思います。なんでも鍼灸が良いとは、決して思っていません。しかし、多くの疾患において何らかのお役に立てると考えております。というのも、東洋医学において病とは陰陽のバランスの失調が原因と考えられているからです。

どんな病気でも根底にはバランスの崩れが存在しますので、それが体表に反映されているならば、整えていく事が可能となります。逆に、陰陽のバランスの失調がない。状態の変化が体表に反映されていない等の時、治療し難いという場合があります。

具体例の一つとして、お薬の影響によるものがあります。お薬の身体への作用は非常に大きいものがあります。本来持っている身体の状態が反映されにくくなり、時には逆に出る場合もあります。その為、治療方針の判断が難しくなる事があります。

また、回復よりも病状の進行が大きい場合、結果として改善しないという事も出てきます。そういった事を防ぐ意味で、ご家庭での取り組み等のアドバイスにも時間を掛けております。さまざまな選択肢の一つとして、鍼灸治療を心の片隅に置いて頂けると幸いです。

効果の期待できる疾患は、適応疾患の項もご参照下さい。

治療期間

最初の治療で完全に回復していなくても、体表の反応や自覚症状の改善が得られていれば、ご家庭で取組めるお灸や身体創りの方法をアドバイスさせて頂き、経過を見てもらいます。そのまま回復していけば、再度受診して頂く必要はありません。

急性炎症による場合、症状が落ち着くまでの目安はお答えする事がありますが、それ以外の期間については、体質や生活状況、健康管理の取り組み等によって、大きく差が出ますので、一概に決めず、柔軟に対応しております。

体質改善や予防、養生の目的でお越しになる方もいらっしゃいます。そういう方々は、ご自身の体調変化に応じて適宜お越しになります。以上の事から、当院での受診期間は1回きりという場合や、定期的に継続してご来院になるという場合などがあります。

鍼灸の刺激量

使用する針は髪の毛程の太さ(0.12mmを主に使用)で、痛みを伴う事は、ほとんどありません。お灸は身体の状態に応じて、直接据える方法と、竹製の台を用い間接的に据える方法があります。

直接据える場合、熱さを感じる事もありますが、感受性や体質を考慮し、適宜調整して行います。当院では「刺激が強いほど効く」という考えは持っておりません。もしも、苦痛や不快感を感じられた場合には、我慢せずにお知らせ頂けますと幸いです。

感染について

全く、心配ありません。
当院で使用する、鍼・鍼皿・シーツ・枕カバーは、全て使い捨て、患者様ごとに必ず交換致します。使用するタオルも、お一人ごとに交換致します。安心して、受診して下さい。

保険について

取り扱っておりません。自費診療のみとなっております。但し、75歳以上の方は京都市が発行する「はり・きゅう・マッサージ施術補助券」が、ご利用になれます。

服装について

症状のある場所以外にも、確認したり治療で使用したり致します。その為、全体に締め付けの無い、ゆったりとした服装でお越し下さい。基本的には、訴えのある部位を皮膚上から確認出来るようにして下さい。

ワンピースは避けて頂き、腹部、背部、肘から先・膝から先が、楽に出せるような 服装でお越し下さい。ご自宅でお使いのシャツやズボンをご持参頂いても結構です。(施術の流れの項もご参照下さい。)

術後の心がけ

体内の血流循環や神経の緊張状態が変化し、多くのエネルギーが機能回復の為に使われます。この活動をより促す為、目安として飲食・入浴は1〜2時間、控えたほうが良いと思います。お仕事等は、日常の範囲で行うようにして下さい。

治療後は、無意識に動き過ぎとなる事があります。その点は、充分気をつけてお過ごし下さい。また、人により眠気や倦怠感を感じる事があります。そのような場合は、そのままゆっくり休んで頂くと、より機能回復の効果があがる事に繋がるでしょう。

金属粒、温灸について

御来院後の治療効果継続の為、金属粒や温灸を利用しています。

温灸について。基本的には、毎日1~2回行う事をお勧めします。食事・運動・入浴などのすぐ後は、出来れば避けて頂き、それ以外のお時間に取組んで頂く方が、より効果的だと思います。

温い感じを刺激量とし、燃焼途中であっても、強い熱さや痛みを感じる前に終了して下さい。ほとんど温感を得られない場合には、3回位を限度として、同じ個所に続けて行って下さい。

金属粒について。自覚症状が強い間は、2~3日毎には張替えて頂く方が良いと思います。金属やテープによる痒みや発赤が生じた場合、一時休止して肌が落ち着くのを待ってから、再開して下さい。

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